「歴史ある建物への鳩対策施工」
鳩対策事業部の波田です。
今回の鳩対策、なんと大阪府の有形文化財ですよ!!
生駒ビルヂング様は昭和5年築のアール・デコスタイルの貴重な建物です。
室内はまるで映画のセット!! 一見の価値ありですよ~
建物の各所には、恐らく当時の最先端であろう建築技術が使われており、今回のP-CON電気ショックの施工箇所である窓にも「防火シシャッター」がついておりました。
大阪大空襲により周辺は全くの焼け野原となり、西側も南側も隣家まで消失しましたが、この防火シャッターと堅牢なコンクリート壁のおかげで当ビルは戦災を免れたそうです。
屋上にはなんと焼夷弾の被爆跡も((((;゚Д゚)))))))
しかし現在、空から降ってくるのは焼夷弾ではなく鳩の糞です。
この鳩の糞害、実際に経験するとえげつないものがあります。
そこで声をかけて頂いたのが我々、ベルの鳩対策部隊です。
糞を綺麗に清掃後、P-CON電気ショックを施工していきます。
施工は屋上からロープで降下して行います。
私じゃないですけどね(笑)
P-CON電気ショックとはステンレス製のバネ鋼を建物に施工して6500V~9000Vの電流を流します。
このバネ鋼に鳩の脚が触れるとビリッときますので鳩が近づかなくなると言う優れものです。
こんな事を書きますと何か危険な感じが致しますが、
実は電圧こそ大きいですが電流自体は0.13A~0.16Aと小さいですので鳩も人間も安心です。
鳩さんは鳥獣保護法で守られてるので危険な目にあわすわけにはいかないんです。
今回は屋上と窓への施工をさせて頂きましたが、P-CON電気ショックは目立たない為、景観が損なわれることもありません。
歴史のある建物への施工に携われ、ただただ感激しております。
ありがとうございます!!!
※写真の掲載につきましてはオーナー様の許可を得ております。