SDGsのゴールに対しベルができること
SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年を達成期限とする国際目標「MDGs(ミレニアム開発目標)」に継ぐ新たな目標として国連で採択されました。「誰一人取り残さない」との考えのもと、MDGsよりも幅広い17のゴールで構成されています。これらの達成は、国連や政府を主体とする取り組みだけでは難しく、企業や個人が「じぶんごと」として捉え、アクションを起こす必要があります。SDGsの達成期限は2030年。それまでに、私たちは何ができるだろうか? ベルは、自社が持つ強みとSDGsとを照らし合わせ、「働きがいも 経済成長も」や「住み続けられるまちづくりを」など5つのゴールに対し取り組みを深めていきます。
「誰一人取り残さない」を担う地域企業へ
ベルは、関わるすべての人が幸せに暮らす「ベルシティ構想」を進めています。当社は、設備面や衛生面で人が安心して働ける環境を整備するビルメンテナンス事業が中核。加えて、2019年に企業主導型保育所、2021年にデイサービス事業をスタートし、今後は介護施設の運営も予定しています。これらはベルシティ構想の一環。地域に貢献すると同時に、自分たちの仲間が運営している施設で安心して子どもを預けて仕事を通じ社会に貢献し、自分や家族が終の住処として暮らし続けることができる街。それがベルシティです。
世界の皆が幸せを感じる社会とは、すべての国や、その国のそれぞれの地域の人が幸せである必要があり、細分化を突き詰めると「個の幸せ」となります。各地域で根差す企業が「個の幸せ」や「地域の幸せ」を実現できれば、SDGsで掲げられた「誰一人取り残さない」が世界レベルでも実現できると考えています。
感動と幸せの連鎖がつながる未来を
社員は大切な家族の一員。ベルが、それを強く意識するようになったきっかけは、バブル崩壊にさかのぼります。企業の拠点統廃合の影響でビルメンテナンスの売り上げが激減しました。そのとき、数々の変革を経て再出発できたのは、危機的状況を乗り越えるために力を合わせてがんばってくれた社員のおかげです。
当時、みなで徹底的に話し合い、出した結論は「お客様に感動してもらえる会社を目指す」こと。「ありがとう!」「そこまでするか!」「さすがプロ!」と言われるような、お客様の想像を超えるサービスの提供を心がけています。感動や幸せは連鎖するもの。ベルは、関わった人に感動と幸せを与え、その関わった人から別の人へと、連鎖がつながる未来を目指します。
ベルの取組み事例
「お客様の9割以上が他の清掃、
メンテナンス会社さんからの
乗り換えです」