「便器ピッカピカ洗浄テクニック講習に参加しました。」
お元気様です。
本日は、先日開催された講習の様子をベル日記にアップしたいと思います。
私が参加させて頂いた講習はその名も、「便器ピッカピカ洗浄テクニック講習」です。講習のタイトルを聞いてピンッとくる方もいらっしゃると思いますが、トイレの便器を特殊な機械(ドリルやグラインダー)の高速回転する機械で磨くことによって、頑固な水垢や尿石を簡単にしかも短時間に除去し、便器をピッカピカに洗浄するということです。
群馬県からご夫婦でお越しいただいた星野延幸様、星野須美恵様から教えて頂きました。
資料表紙のお写真が非常に印象的でした。
トイレでの昼食風景の写真です。
トイレの汚れ水垢について・・・
便器内の水際に付着して、何度もこすっても落ちない「黒ずみ」。これは、便器の汚れの中でもとってもやっかいな「水垢」の原因によるものです。水を使用する場所ならどこにでも発生する水垢は、付着したばかりの状態であれば簡単に除去できます。しかし、そのまま放置して乾き、再び濡れたりすると便器にしっかりとこびりついてしますのです。
黒ずみの原因の水垢はシリカです。シリカは水道水中の溶解物が水分の蒸発によって便器などに付着するものです。付着原因水質にもよりますが、利用頻度の低いトイレでは便器内の水の流動が少ないため、比較的付着しやすいようです。一旦付着した黒ずみはガラスと同様の性質を備え、便器表面のガラス質と同化し、通常の清掃方法では除去できません。
実際に機械を使って洗浄作業を実習させて頂きました。
加藤リーダーも真剣な表情で受講されていました。
実習をする前のイメージは機械が高速回転することにより汚れた箇所を磨く時に抵抗加わりがあり、思うように機械をコントロールするのが難しいのでは?と思っていましたが、汚れた箇所にクレンザーを塗布してから作業を行うので非常にスムーズに機械をコントロールすることができました。仕上がりもピッカピカになり、便器に光沢が出ていました。
私が一番驚いたのが、100円ショップで売られている商品を改良して便利で作業効率の良い清掃道具を作られていることです。
現場で清掃する際に使いやすいように様々な工夫をし改良しておられました。例えば、歯ブラシの先端を熱湯につけることによより、少し力を加えると先端が曲がり角度をつけ、歯ブラシの先端が入りにくい箇所でも清掃できるように工夫されていました。アイデア一つで画期的な道具が作れるのだなと改めて実感しました。
今回のベル日記で取り上げた内容は講習のほんの一部の部分ですが、また皆様にお役立ちできるような内容も今後発信していきたいと思いますので、是非お楽しみに!
金田