「スターバックスの顧客満足度は低い!?」
トルネードの中谷です。
公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会が6月20日に顧客満足度指数を発表しました。
その中でも私がよく利用する「カフェ」のランキングに注目してみたいと思います。
顧客満足度の項目を見てみると、スターバックスが上位にいてないことが分かります。
私はスターバックスをよく利用します。
週に二回は確実に。
注文のソイ・ラテ率は80%を超えています。
…え?聞いてない?
一方で、上記でことごとくランクインしているドトールコーヒーには年に一回行くか行かないか、くらいなんですね。
そして、ドトールはそんなに好きじゃないんです。
スタバとドトールの違い
■コーヒーの味
どちらもコーヒーを中心にしてドリンクを売ってます。
味に関しては、そんなに大差ないでしょう。
※スターバックス・リザーブという通常とはことなるものは置いといて。
■価格
ドトールのブレンドコーヒーはSサイズが220円、Mが270円、Lが320円。スターバックスでは、ドリップコーヒーのショートが280円。トールが320円、グランデは360円です。つまり、ドトールのMサイズは、スタバのSサイズよりも安い、となってます。
数十円ですが差が出てました。
■お店
ドトールは今時めずらしく、喫煙がだいたいOKです。一応喫煙席と禁煙席が分かれているとはいえ、私のような嫌煙家はニオイが気になります。
ここで大きな差がありますね。
(そうだ、私はタバコが嫌いだからドトールに行かないのか…。)
スターバックスはもう前面禁煙です。アメリカはもとから禁煙だったみたいですが、日本の店舗も数年前から禁煙にしましたね。
この時点で喫煙者はスターバックスには行かないですね、たぶん。
■空気
ここも個人的に大きな差を感じたポイントです。
ドトールはまぁ、コーヒーを飲みに行く、営業の合間にちょっと一息する、という目的では大いに満足できるでしょう。(私はタバコの煙がいやなので落ち着かないですが)
一方、スターバックスは…
お店に入った瞬間から違います。
店員さん、「いらっしゃいませ」なんて一人も言いません。
どこの店舗に行ってもです。
必ず行った時間帯の挨拶「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」と声をかけてくれます。
スターバックスは単なる飲食店として営業をしているわけではないんですね。
先日、閉店30分前に行ったスターバックスでは、注文したコーヒーを受け取る時に、「お疲れさまでした」と言ってくれました。
この瞬間に、スタバはコーヒーを売っているわけではないんだ、と実感しました。
これはスターバックス再生物語でハワード・シュルツが語っていたので、興味がある方は読んでみてください。(中古しかないんですね…)
スタバとコメダは固定客がいる
はい、ここでいきなり登場しました、コメダ珈琲!
シロノワールで有名なコメダ珈琲ですね。
コメダはフランチャイズ店が多いのですが、一番の特徴は地域にうまく入り込んで、地元の人を固定客として取り込む強さではないでしょうか。
客層を見ると、40代以上の方が多く、いわゆる喫茶店としての利用が多いように見受けられます。
モーニングサービスも有名ですし、価格も高すぎない…リピートするのもうなずけます。
そしてスターバックス、私は友人からお土産でもらったタンブラーを持って行くんです。
最近はロシア土産のグランデサイズです。
タンブラーを持っていくと、カップ値引きで20円引いてくれるんですよ!
そして支払いはスターバックスカード(これは沖縄バージョン)。
はい、ここで注目!
店員さん、高確率でタンブラーとかカードについて話しかけてくれます。
たった二言、三言ですけど、こういうコミュニケーションが生まれるのは、スターバックスの魅力の一つではないでしょうか?
いつも行くスターバックスに違うタンブラーを持っていくと、また違う楽しみがありますし。
こういう感じで、私みたいな人間はスターバックスの固定客になるんですねぇ…(*´ェ`*)シミジミ
スターバックスは世界中の色々な地域に店舗があり、現地でしか売ってないグッズもたくさんあります。
最近、ロシアのタンブラー(他にもペルーもあります)をくれた友達に、ありがとう!と心の底から言いたいです。
決してスターバックスの顧客満足度が低いというわけではないですよね。
客層がそれぞれのお店で違いますし、特定のお店が気に入ったのなら、そこばかり行くでしょうし、それぞれのお店が特徴を持っているのだから、それでいいと思います。
P.S.
スタバ好きの人への旅行のお土産は、絶対にご当地タンブラーがオススメです。
是非、プレゼントしてあげてください!