「レベル35は分岐点」
みなさん、ドラクエⅪやってますか?
トルネードの中谷です。
先日、ドラゴンクエストⅪが発売されましたね。
Ⅹ以外のナンバリングタイトルは全てやってきている私ですが、今作はなかなかの名作なのではないでしょうか?
まだ冒険の半ばくらいだと思いますが、3回くらい泣きそうになってます。
はい、今回は残念ながらドラクエの話がメインではないのです。
がっかりした人!まだ去らないでくださいね。
我ながらけっこう面白い話だと思うので。
レベルアップする
ドラクエに限らず、ロール・プレイング・ゲームではレベルという概念が存在します。「ロール・プレイング・ゲーム」というくらいなので、ゲーム内のキャラクターという「ロール(役割)」を現実世界にいる私達が代わりにプレイするゲームなんですね。
モンスターを倒したり、何かクエストをクリアするともらえる経験値をもとにしてレベルアップしていき、能力も変化します。
これは逆に現実世界の仕組みをゲーム内に取り込んであります。私達も何かして経験を積むと、新しいことができるようになって、もっと難しいこともできるようになったりしますよね?
これはゲームも現実も同じなんです。
ゲーム内でキャラクターを動かし、様々な困難を乗り越えてレベルアップをしていく…この小さな成功体験は、現実世界でも小さいながらも自信となって、私達の生き方に影響が出ることもあるかもしれません。
ボスという存在と主人公の強さ
多くのロール・プレイング・ゲームの中にはその辺を歩いているモンスター以外に、節目節目で登場するいわゆる「中ボス」といわれるちょっと強いモンスター、そして最後には大魔王的なボスがいます。
現実世界では逆に大魔王的なボスはあまり存在しないですね。(というか、ゲームの世界でもそうポンポン出てきません)
ドラクエシリーズに少しだけ話しを戻すと、普通に進めていくと最後の大魔王を倒すくらいの主人公のレベルが35前後になることが多い印象です。レベル40くらいまで上げて強くなってから挑むと逆に歯ごたえがなくて、余裕で倒してしまうことが多いです。
さて、このレベル35という数字、現実世界では年齢だと仮定してみるとどうでしょうか。
ずっと一つの会社で頑張って中ボスみたいな案件や困難を乗り越えて、35歳くらいになってくると、けっこうな強さになってきてませんか?
そしてそのまま、経験を積んでレベルが上がっていくと、モンスターからは手応えを感じなくなり、急にゲームが冒険から作業になっていくのです。
こうなるともう、そのゲームに意味はないです。時間のムダです。
これは現実世界の仕事でも同じなんじゃないかと、世の中のサラリーマンを見てると感じました。
35歳前後でやりがいのマックスが来て、あとは惰性で続ける…そんな感じに見えるサラリーマンを電車や町中で見かけます。
経験を積むところはどこか?
その点を考えると、ベルや日本鳩対策センターの社員は仕事(モンスターや困難)を通じてレベルアップしているとは言え、基準も上がっていくのでモンスターも強くなっていくので、いつまでも楽な戦いはないのだと感じています。
トルネードはというと、戦っている場所がどんどん変わっていくので、レベルの上限がない気がします…というか、レベル35くらいで倒せるボスもいるのでしょうが、本当のボスは裏面にいるのでレベル50くらいまで上げないといけないのです。
そして、けっこうな経験値が手に入ったと思っても、トルネード・クエストではレベル35以上はレベルが上がりにくい仕組みなんです。
ただし!一つレベルが上がるととても強力な魔法が使えるようになったりするので、やりがいがすごいです。
それぞれの●●クエストや●●ファンタジーがあると思いますが、死ぬまで(世界が平和になるまで)冒険は続けてくださいね。
決して作業にならぬよう…
以上、レベル34になったばかりの中谷でした。