「マスク不足による在庫枯渇の危機」
新型コロナウィルスの影響でマスク不足が続いていますが、
いつまで供給不可の状態が続くかわからない状況・・・
日々清掃現場でも多くのキーパーさん達が活躍してくれているので、
あの手この手でマスク確保を試みています。
1つの手段として、使用済みマスクを次亜塩素酸水で洗浄し、乾燥させる。
内側にガーゼを入れ、ガーゼは日々交換することで、マスク自体の再利用もする事にしました。
そして、本当に次亜塩素酸水の洗浄で衛生的になっているのか、
ルミテスターSmartのA3法(ATP+ADP+AMPふき取り検査)で検証です。
A3法はキッコーマンバイケミファ独自の測定法でATP (アデノシン三リン酸)を汚染指標にして、
ATPだけでなく、ADP、AMPも測定位することでより高感度の測定が可能な方法です。
検査結果もすぐに数値化され、清掃状況の「見える化」が可能なため衛生意識の改善・向上やHACCP対策や食中毒予防にも活用できます。
SETP1拭取る:ルシパックの綿棒を水道水で濡らして検査対象をふき取り、本体に戻して押し込む
SETP2測る:よく振ってルミテスターに挿入
STEP3結果を見る:10秒後に測定値(RLU)を表示
実際の検査の様子は⇓こんな感じです。
※ATPとは、地球上のあらゆる生物がもつ物質であり、食品や菌をはじめとし「有機物」の多くに共通して存在しています。
ADP、AMPは、ATPが分解されて生じる物質です。ATPが多ければ洗浄不足( =汚れが多い状態)であることがわかります。
ATPは Adenosine triphosphate(アデノシン三リン酸)
ADPは Adenosine diphosphate(アデノシン二リン酸)
AMPは Adenosine monophosphate(アデノシン一リン酸)の略語です。
ルミテスターのATPふき取り検査法について、詳しく知りたい方は下記をご覧ください。